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杉田 曠機

〜 後編 〜

Blooming Signが指し示す 成功者、杉田曠機さんの宿命のバイオリズム

自らの努力で運を切り拓いた「成功者」、杉田曠機さんが歩んだ人生と光華千絵さんの「 Blooming Sign」が指し示す宿命のバイオリズムを照らし合わせながら、人生の勝ちパターンをつ かむ方法や人生をステージアップさせるコツを探っていく本企画。   最後となる後編では、コロナ禍を機に書道家から現代アーティストへシフトチェンジを図った杉田 さんが人知れず抱えていた葛藤と、未来に向けてその解決策を提示する光華さん独自のカウン セリングの様子をお伝えしていきます。

目覚ましい活躍の陰で 人知れず抱えていた悩みや葛藤

ニューヨークでの個展の開催を皮切りに、在アメリカ日本大使館やアメリカの大学でも個展や企 画展の開催を実現。「パイレーツ(海賊)」の特性を上手に活用して自身の願いを実現していた杉田さんは、その後も国内外を問わず、多くの目覚ましい活躍を見せていました。

2014年

作品展示/Sushi of Gari(アメリカ)

個展/在アメリカ日本国大使館JICC(アメリカ)

個展/セントピーターズバーグ大学(アメリカ)

グループ展/Safety Harbor Museum(アメリカ)

映像出演/電通(東京)

大書揮毫/リバレインホール(福岡)

2015年

題字/今村嘉太郎特別公演『道成寺』(福岡)

題字/西野亮廣独演会2015 in 日比谷公会堂(東京)

大書揮毫/ヒルトン福岡シーホーク(福岡)

奉納/荒立神社(宮崎)

大書揮毫、題字/太宰府天満宮(福岡)

大書揮毫/Dunedin Fine Art Center(アメリカ)

グループ展/「East meets West」 Safety Harbor Museum(アメリカ)

大書揮毫/タイムズスクエア(アメリカ)

2016年

奉納/江ノ島神社(神奈川)

題字/西野亮廣独演会2016(東京)

奉納/生島足島神社(長野)

大書揮毫/東京アメリカンクラブ(東京)

ギフト/カルティエ(東京・イギリス)

大書揮毫/九州国際観光広場(福岡)

2017年

グループ展/East meets West リーパラトナー美術館(アメリカ)

特別展/J+B DEISGN NewYork(アメリカ)

特別展/OSSAM Gallery NewYork

特別展(アメリカ) 企画展/「Paradise Found」 リーパラトナー美術館(アメリカ)

大書揮毫/退蔵院(京都)

大書揮毫/国際平和映像祭(神奈川)

奉納/福岡縣護国神社(福岡)

受賞/メトロポリタン・エンパイア賞(アメリカ)

グループ展/「ZeN」 茶房わらび野(福岡)

個展/「つながり」 ギャラリー別賓(大分)

2018年

グループ展/East Meets West(福岡)

大書揮毫/宮崎県鳶土工業連合会 50周年式典(宮崎)

奉納/観世音寺(福岡)

題字/映画「糸」 (福岡)

大書揮毫/岩田屋(福岡)

大書揮毫/木花中学校(宮崎)

 

2019年

小倉城 RASEN公演(福岡)

小倉城公認アンバサダー就任/小倉城(福岡)

大書揮毫他/国際展示会(UAE/アブダビ)

大書揮毫/マデイラ(東京)

グループ展/East Meets West(福岡)

 

メディア出演/タカシマヤサロン7月号(全国)

大書揮毫/G20 FUKUOKA 歓迎レセプション(福岡)

大書揮毫/G20YEA Summit Fukuoka Japan(福岡)

トーチパス(掛け軸・巻物)/G20YEA Summit Fukuoka Japan

奉納/聖福寺(長崎)

奉納/観世音寺(福岡)

奉納/Za Choeje Rinpoche(和歌山)

大書揮毫/宮崎県技能士工業連合会 式典(宮崎)

個展/東武百貨店 船橋店(千葉)

大書揮毫/アミュプラザ 小倉店(福岡)

ところが、2020年に世界中で新型コロナウイルスが蔓延し出すと、海外からのオファーも含め、 すべての仕事がキャンセルに。海外の主要都市ではロックダウンが実施され、国内でも緊急事態宣言が発令されるなど、仕事だけでなく、表現活動自体も制約される事態に見舞われてしまい ます。

しかし、これを転機と捉えた杉田さんは、なんとこれまで力を注いできた書道から当初の夢である 現代アートへ、表現の軸足を移す決断を下します。

「それまでは『書道家として成功しよう』という志のもと、さまざまな活動に取り組んできましたが、 海外でのパフォーマンスや高級ブランドへの作品収蔵といった目標を達成できたことで、『自分は このまま同じような活動を続けていていいのだろうか?』という迷いが生じるようになっていまし た。『書道は人生のライフワークにしたい』と考えていましたが、決して書道家として有名になりたかったわけではないからです。でも、周りからは“書道家としての自分”を求められるので、どこか でそれを演じてしまう。『このままだと書道家で終わってしまう......』という危機感を募らせていたんです。

そこに訪れたチャンスが、コロナ禍でした。みんなの関心が自分自身へ向くようになったことで、 周囲が抱く“杉田曠機”像から脱せられる機会が巡ってきたんです。今こそが現代アートに向かう、絶好のタイミングだと思いました」(杉田さん)

そこで杉田さんは、10年近くやってこなかった自身の夢の実現に向けた取り組みを一気にスタート。アートをあらためて勉強し直し、アート作品を発表する機会も増やすなど、これまでの自分を取り戻すかのように無我夢中で行動を起こします。書道家として和服を着る機会がなくなったことで、ずっとやってみたいと思っていた金髪にも挑戦したそう(笑)。

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2023年には大分に制作スタジオを構えますが、これもその大きなシフトチェンジの一環として行ったこと。ギャラリーとの契約や世界のアート市場への進出に向けた作品作りのために、日々そこで研鑽を重ねているといいます。

杉田 曠機 太宰府

太宰府にて期間限定で展示されたパブリックアート。

現地企業と杉田さんのコラボレートにより生まれた「存在」シリーズ

​「知人が大分でやっていたプロジェクトの内装を手伝ったときに、『何かアートをやってよ』とリクエストされたのがきっかけでした。練習のつもりで参加したんですが、思いのほかこの地に愛着が わいてしまって。でも、おかげで思ってもみなかった方向に可能性が広がったので、たまには自分の想像を超えたことにも挑戦すべきだなと痛感させられましたね」(杉田さん)

しかし、一方で「でも思えば、この10年間は自分が思う以上の物事が起きて、『計画を立ててゴー ルを目指す』というよりも、とにかく流れが来たらそれをつかんで乗っていくというイメージで毎日 を過ごしていました。今まで持っていたものを急に捨てたくなったり、思い通りにいかなかったり、 大きな仕事の割に評価がついてこなかったりと、さまざま葛藤にも悩まされました」と当時を振り返ります。

周囲から見ると羨ましいほどの活躍ぶりを見せていた杉田さんでしたが、当の本人は他人からは うかがい知れない悩みも多く抱えていたようです。

杉田さんの生まれ持った星と相性の悪い星がもたらした低迷期

その原因について千絵さんは、杉田さんが「パイレーツ(海賊)」の次に与えられた期間限定の武 器「ウェルシー(資産家)」の影響を指摘します。

 

これは通常であれば金運をもたらしてくれるとても良い星で、事実、杉田さんにも国内外で活躍するチャンスとその人脈をもたらしてくれました が、杉田さんの持って生まれた武器である「ハーミット(隠者)」との相性はイマイチなのです。

「『ハーミット(隠者)』は独特の世界を築いて評価を獲得し、その結果、多くの人から賞賛を受け、 財を手にする星です。一方、『ウェルシー(資産家)』は常に正攻法で、深くて狭い人間関係を築こ うとし、『ハーミット(隠者)』のアウトサイダー的な活動をサポートせずに、逆に攻撃します。

 

それにより、名誉や評価、地位などが常に攻撃を受けている状態となってしまい、手に入りづらくなるの です」(千絵さん)

ウェルシー(資産家):【財】を司どる星

能力を発揮する分野:誠実と正直、人脈、情報、財産

コツコツと真面目に堅実に財を築くタイプ。人望があり、人気者。正攻法や正統派を好み、どんなことにも慎重に着実に取 り組むので、信頼は厚く、深く親しい人間関係が築かれます。

職業イメージ:安定した職業、民間企業、大衆的ビジネス、コンサルタント

お金持ちの星

杉田さんは自身の発言の中で、まさに「思い通りにいかなかった」「大きな仕事の割に評価がつ いてこなかった」とおっしゃっていましたが、それは「パイレーツ(海賊)」が去ったことで、前の運気での勝ちパターンが機能しなくなってしまい、さらには「ウェルシー(資産家)」による別の新しい波が押し寄せたことで、やりづらさを感じるようになってしまったのです。

「杉田さんの31〜41歳の10年間は、労力や実力に見合った成果や評価が得られず、杉田さんの人生においては一番つらい時期となります。この時期は結果や成果を求めず、将来に向けた肥やしを蓄える時期と割り切り、内面や技術の向上に励むのが吉です」(千絵さん)

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さらに千絵さんの「Blooming Sign」によれば、32歳の年にはスピリチュアル的な縁が深くなり、34 歳の年には今までと違う気持ちや志が芽生え、変化に直面する機会が増えるとの暗示があったそうです。杉田さんはコロナ禍前の2017年くらいから自身の方向性に迷いを持ちはじめたそうで すが、まさにその時期が杉田さんが34歳を迎える年だったのです。

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「杉田さんがコロナ禍を転機として捉え、現代アーティストへと舵を切った年は、実は杉田さんにとって変化が生じやすい年で、すべての出来事が縁に変わりやすく、再起・再会・再開で方向転換に向かうと吉との暗示が出ていました。新しいことを好み、改革を行うのに最適なタイミング だったのです。続く、39歳の年は困難でも有利な風が吹き、その翌年が最後の苦難の年、41歳 の年には大きな成果を勝ち取り、幸運を感じられられるようなるとの暗示が出ています」(千絵さん)

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